乾癬のメカニズム、炎症性サイトカインIL-12

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炎症性サイトカインIL-12Inflammatory response cytokine IL-12

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炎症性サイトカインIL-12

炎症反応促進の命令を伝えるための重要な伝達物質に、IL-12(インターロイキン-12、Interleukin-12)というサイトカインがあります。IL-12は、炎症反応の司令塔である樹状細胞やマクロファージにより産生されます。

IL-12は、異なる2種類のタンパク質のパーツ、p40とp35が2つ合体してできた構造をしています。

樹状細胞などによって産生され、細胞外へ放出されたIL-12は、他の細胞の細胞膜上にあるIL-12受容体に結合します。すると、受容体の構造変化が起こり、これをきっかけに今度は細胞内で炎症反応のシグナル伝達が起こります。これは最終的に細胞核へ伝わり、細胞は炎症反応を促進するよう働きをシフトチェンジします。

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IL-12(インターロイキン-12)の構造

IL-12は、異なる種類のタンパク質2つが結合してできている。このような構造をヘテロダイマー(heterodimer)と言う。ヘテロは「異なる」、ダイマーは「二量体」の意。IL-12は、p35とp40のヘテロダイマーである。

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