スペソリマブ、Spesolimab、IL-36、インターロイキン-36

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「スペソリマブ(Spesolimab)」が第二相臨床試験において急性期の汎発型膿疱性乾癬の症状を優位に改善(2022年4月12日追記)Phase 2 psoriasis studies of Spesolimab

乾癬に対する新たな生物学的製剤 スペソリマブ(Spesolimab)が第二相臨床試験において急性期の汎発型膿疱性乾癬の症状を優位に改善しました。

投与後1週間以内に本疾患の症状(痛み、疲労感、QOL、皮膚症状)が迅速かつ優位に改善し、この効果が12週間以上持続しました(2022年4月12日追記)。

「スペソリマブ(Spesolimab)」が第二相臨床試験において急性期の汎発型膿疱性乾癬の症状を優位に改善

スペソリマブ(Spesolimab)という薬が、第二相臨床試験において、急性期の汎発型膿疱性乾癬の症状を優位に改善したという報告がメーカーより発表されました。

また、同内容の論文も海外の研修者より発表されました。

メーカーページ

https://www.boehringer-ingelheim.jp/press-release/20211224_01

参考論文

Bachelez H, Choon SE, Marrakchi S, Burden AD, Tsai TF, Morita A, Navarini AA, Zheng M, Xu J, Turki H, Anadkat MJ, Rajeswari S, Hua H, Vulcu SD, Hall D, Tetzlaff K, Thoma C, Lebwohl MG; Effisayil 1 Trial Investigators. Trial of Spesolimab for Generalized Pustular Psoriasis. N Engl J Med. 2021 Dec 23;385(26):2431-2440. doi: 10.1056/NEJMoa2111563. PMID: 34936739.

一般的に、薬として使用の許可がおりるのは、第三相臨床試験を通過し、厚生労働省により承認されてからとなります。

スペソリマブは、IL-36(インターロイキン-36)の働きを阻害する抗体の薬です。

これまでの報告により、ある種の真菌(カビ)による感染症を原因とするIL-17依存性の皮膚炎症において、IL-36受容体がそのシグナル伝達を媒介していることが示唆されています。

参考論文

Miyachi H, Wakabayashi S, Sugihira T, Aoyama R, Saijo S, Koguchi-Yoshioka H, Fujimoto M, Núñez G, Matsue H, Nakamura Y. Keratinocyte IL-36 Receptor/MyD88 Signaling Mediates Malassezia-Induced IL-17-Dependent Skin Inflammation. J Infect Dis. 2021 May 28;223(10):1753-1765. doi: 10.1093/infdis/jiab194. PMID: 33837391.

投与後1週間以内に症状が優位に改善、効果が12週間以上継続(2022年4月12日追記)。

メーカーより新たに、第二相臨床試験において、本製剤の有効性を示す更なるデータが得られたと発表がありました。

汎発型膿疱性乾癬さんにおいて、本製剤を投与後1週間以内に、皮膚症状に加え、痛み、疲労感やQOLが迅速に優位に改善したとのことです。
また、この効果は、投与後12週間以上に渡り持続したとのことです。

メーカーページ

https://www.boehringer-ingelheim.jp/press-release/20220412_01

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